そんななか1人だけ楽しそうに声を発した人がいた。












「へぇ〜。面白そうやん。
俺らにわからないものはないっちゅうことをお偉いさんに見せつけてやるでぇっ。」








闘志に燃える勇斗の笑顔はかなり怖かった。







「ま、そうゆーことだ。
明日は学校休みだからみんな解読してこいよー。」




適当に終わらせようとする陵の背中にあたしはおもいっきり叫んだ。





「現場の状況とか聞いてないんですけどーーっっっ!!!」




「うわっ!?………んな大声ださなくても……。


まあ、一応言っておくか。」






そういって陵はテレビでよくきくような口調で話始めた。