初恋kiss



私は踏み切りを渡った


渡りきる寸前にバーが降りた


そのため矢野は止まらざるを得なかった



「美亜!おいっ待てよ!」


呼ばないでよッ


私の名前なんてッ


矢野の声を無視し、走り続けた