僕の執事 完結編

《いつまで経っても泣き虫だな。》
《泣いてねえよ!!》
なんて強がって言ったけど、実際は涙止まんなくて…紅平に泣き顔みられたくなくて、膝抱えて泣いた。
下に見える雑草が霞んで見えないほど…。
どのくらいそうしてたんだろ?気づいたら、辺り真っ暗でさ、慌てて紅平の方見たら、仰向けになったまま星空眺めてた。


《知ってるか? 今日流星群が見れるらしいんだ》
《いや、知らない…》
返事を返しながら、しゃべった紅平にホットしてた。
その後、母さん達には内緒で来いって口止めして、智章に薄手の毛布持って来てもらって一緒に流星群が流れるの待った」


『見れたの?』


「うん、雨が降ってるみたいだった。
陸も見たことあるからわかるだろ?」


『あぁ…うん。』


「その日の帰り道で、2人揃って智章に怒られて。黙っていなくなったから驚いたって、無事でよかったって。それ聞いて、俺何も言えなかった。
智章の運転で病院に戻る車中、何を話していいのか分かんなくてさ。
紅平にヘコみすぎって笑われながら、バックミラー越しに智章の顔色伺って。でも、ヘコんでた訳じゃないんだ。