《俺達に言えないような病気なのかな?》
母さん達がいない時、目を覚ました紅平とそんな話しをした覚えがある。
初めは元気だった紅平は、会う度に沈んでった。
《いつまで入院してなきゃいけないんだろ?》
ボソッとそんな事を呟いた紅平を見てられなくて、母さんに聞いたんだ。
紅平の病気の事。
でも、やっぱり教えはくれなかった。
学校帰りに寄った病院で、本当にこんな事あるんだって驚いた。
紅平を診てくれる先生が看護婦さんと話してるの聞いちゃったんだ…。
《ササキコウヘイさん、やはり進行が早いですね。》
《んー…薬で進行を遅らせるしかないな。》
《そうですね。》
《上手く遅らせる事が出来るといいんだが…》
《ご家族の方には全てお話しますか?》
《ああ、私から説明するよ。 辛い宣告だな……もって後一年、いや、半年が限界か。》
先生の言葉を聞いた時、しばらくその場から動けなかった。
紅平にどんな顔して会おう…そればっかり考えてた。半年だもんな。
気づいたら、病室の扉の前にいて、ドアノブに手をかけたままボーっとつっ立ってた。
扉を開けるまでの間、何をしてたか記憶がないんだ。どうやって病室まで来たのかも…
母さん達がいない時、目を覚ました紅平とそんな話しをした覚えがある。
初めは元気だった紅平は、会う度に沈んでった。
《いつまで入院してなきゃいけないんだろ?》
ボソッとそんな事を呟いた紅平を見てられなくて、母さんに聞いたんだ。
紅平の病気の事。
でも、やっぱり教えはくれなかった。
学校帰りに寄った病院で、本当にこんな事あるんだって驚いた。
紅平を診てくれる先生が看護婦さんと話してるの聞いちゃったんだ…。
《ササキコウヘイさん、やはり進行が早いですね。》
《んー…薬で進行を遅らせるしかないな。》
《そうですね。》
《上手く遅らせる事が出来るといいんだが…》
《ご家族の方には全てお話しますか?》
《ああ、私から説明するよ。 辛い宣告だな……もって後一年、いや、半年が限界か。》
先生の言葉を聞いた時、しばらくその場から動けなかった。
紅平にどんな顔して会おう…そればっかり考えてた。半年だもんな。
気づいたら、病室の扉の前にいて、ドアノブに手をかけたままボーっとつっ立ってた。
扉を開けるまでの間、何をしてたか記憶がないんだ。どうやって病室まで来たのかも…


