『いや、何となく分かる…気がする。』
そりゃ理解できない部分の方が多いけど、葵の言ったことを俺に置き換えると、執事学校に行った時の気持ちなになるのかな?って思う。
葵にとっては住み慣れた部屋なんだろうけど、俺からしたら知らない葵しかいない場所で…思わず目を背けたくなって、でもきちんと残して置きたくて…。
やっぱ上手く表現出来ないな。
─俺の言葉を最後に、沈黙が続いた。
でも、それは嫌な沈黙じゃなくて…、二人の気まずさを分け合ったイヤホンから、流れる曲が薄めてる気がした。
『そろそろ行くか?』
そう切り出したのは、もう夕日が半分沈みかけた時だった。
行き先なんか決まってなくて、てか決めてなくて…公園でこんな風に過ごすのもいいけど、せっかく葵がオシャレしてきたんだからって思いも含めてそう言った。
「どこに?」
『どこ行きたい? って言ってももう夜になるけど…』
「どこでもいい…じゃ答えになってないよね。」
そう言って暫く考え込んだあと、真っ直ぐ俺の目を見て微笑混じりに「駄菓子屋さんに行きたい。」と言った。
『駄菓子屋?』
そりゃ理解できない部分の方が多いけど、葵の言ったことを俺に置き換えると、執事学校に行った時の気持ちなになるのかな?って思う。
葵にとっては住み慣れた部屋なんだろうけど、俺からしたら知らない葵しかいない場所で…思わず目を背けたくなって、でもきちんと残して置きたくて…。
やっぱ上手く表現出来ないな。
─俺の言葉を最後に、沈黙が続いた。
でも、それは嫌な沈黙じゃなくて…、二人の気まずさを分け合ったイヤホンから、流れる曲が薄めてる気がした。
『そろそろ行くか?』
そう切り出したのは、もう夕日が半分沈みかけた時だった。
行き先なんか決まってなくて、てか決めてなくて…公園でこんな風に過ごすのもいいけど、せっかく葵がオシャレしてきたんだからって思いも含めてそう言った。
「どこに?」
『どこ行きたい? って言ってももう夜になるけど…』
「どこでもいい…じゃ答えになってないよね。」
そう言って暫く考え込んだあと、真っ直ぐ俺の目を見て微笑混じりに「駄菓子屋さんに行きたい。」と言った。
『駄菓子屋?』


