愛は要らない



あはは・・・、答えに困って、綾野は小さく笑いを漏らす


「さて、わしは息子に会ってくるかの」

「わざわざありがとうございました」


丈之助は、綾野が使っている客間まで荷物を運ぶと、笑いながら息子の元へと歩いて行った


「元気な人よね・・・」


不死身に見える

綾野は丈之助が運んでくれた土産を眺めて、つわりが軽くなったら食べよう、と少し遠い所に土産を置いた


♪♪♪

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「こんな早くに誰?・・・遥??携帯、見つかったのかな」