愛は要らない



体を起こし、遥が隣に座る


「ちょっと、間違えて・・・お酒飲んだだけ・・・」

「・・・部屋をとってくるよ。そこで休もう」


そう言って、遥は部屋をとりに向かう




鍵を持った遥が、綾野の元に戻ってくると、綾野を抱き上げて、部屋へと向かう


「大丈夫?」


ベッドに横になった綾野の髪を、遥が撫でる


「戻って、いいですよ・・・」

「こんなときくらい、甘えてもいいと思うよ?」

(冷たい・・・)