愛は要らない



顔というか、体そのものが熱い


「気持ち悪くなってきた・・・」


会場の出口へと向かい、綾野は壁伝いに歩く


「気持ち悪い・・・」


廊下のソファーに横になり、綾野は痛くなってきた頭をさする


(うぅ・・・)


なんで飲んでしまったんだろう?

後悔しながら、綾野は口元をおさえる


「綾野?」

「・・・・・・・・・・・・遥?」


目を開けば、心配そうな顔をした遥が、目に入る