愛は要らない



「・・・・・・ふぅ」


息を漏らして、遥はネクタイをほどきながらベッドに向かう


「う、ん・・・?あ・・・、お帰りなさい」


眠たい目をこすりながら、綾野が起き上がる


「あ、ごめん・・・」


起き上がる綾野に、遥は小さく謝る


「いえ・・・」

「あぁ、起きなくても大丈夫」


起き上がった綾野を寝かせて、遥はシャツのボタンを外す


「早かったですね・・・」

「うん、まぁ・・・」


女性に声をかけたせいなのか、予定よりも早く帰って来てしまった

それでも、かなりお酒は飲んでいる