紅茶を口にして、綾野は舞子を見てみる

なんだか、悩んでいるように見える


「結婚して、どれくらいたったかしら?」

「・・・4ヶ月、くらいでしょうか?」


3月に結婚して、今は7月間近

梅雨も過ぎた頃


「それが、どうかしましたか?」

「その・・・」


言いにくそうにしている舞子に、綾野は首を傾げる


「綾野さんは、若いけれど、私は若くないでしょう?」

「・・・・・・?」