愛は要らない



「西園寺グループ時期社長の妻がそんなんじゃ、夫もたかが知れてるな」


男の言葉に、遥はにっこり笑って・・・


───バキッ


「な、殴った!」


叫んだのは、綾野だった

見た目は細いのに、意外と力があるらしい遥に殴られた男の頬は、サーモンピンクに染まっている


「お前・・・ッ」

「僕は確かに、未熟者だよ。けど、妻を侮辱される謂れはない」

「遥・・・・・・?」


初めて見た

怒りを露にする遥を