愛は要らない



(つまんないな・・・)


遥達から離れて、綾野は他の絵を見に行く


「ここ、美術館なのに新人の絵を売ってるのね・・・」


見所のある新人画家にチャンスを、というのが目的らしい


「・・・・・・綺麗」


綾野が、一枚の絵の前で立ち止まる

湖の白鳥を描いたその絵が、なんだか好きな気がする

しばらく眺めて、綾野は次の場所へと向かった




1人でうろうろしていると、帰り道が分からなくなってしまった綾野