愛は要らない



舞子が黙る2人を見る


「呼ばれているのは、遥と綾野さん、なのよ・・・」

「僕たち?」

「えぇ。・・・篠宮さんからの、招待なのだけど・・・・・・」

(篠宮・・・?)


綾野が、聞き覚えのある名前に考え込む


(遥の縁談相手・・・)


思い出して、嫌だなぁ、と思う綾野


「行ってくれるかしら・・・?」

「・・・・・・構わないよ。母さん、綾野にそう伝えてくれる?」


舞子が困ったように笑いながら、綾野に声をかける