愛は要らない



「痛───ッ!!!」


足の甲を、思い切り踏みつけられた


「黙って吸われたことに怒ってるんです。言ってくれれば、怒ったりしません」

「煙草吸うのに、君の許可が必要なのか?」


綾野の怒りに触れてなのか、遥も声音が荒くなってきている


「そういうことじゃありません。吸うなら吸うで、一言言えば、外で吸っても気にしないのに・・・」


要は、遥が何も言わずに外で煙草を吸ったことが、怒りの原因らしい


「子どもみたいなことを・・・」