月曜って・・・

何で、こんなに忙しくて


何で、こんなに
ダルいんだろ・・・


やる気の問題か
年齢によるものか・・・

「性格によるもんだと
思いますよ。」

佐伯さんが、
苦笑しつつも、
スッパリ言った。


「そんなところだけ
似てるんだから・・・。」

聞きたくない事を
妙にはっきりゆう彼女は
あいつの従兄弟で。

一応・・・自分の
恋人なオトコの
血縁者な訳で。


「すいません・・・。」

彼女は、しょんぼりと
言った。

「だから、気にしなくて
いいってば。」

苦笑する。

志央と正反対に、
他人の目や、意見や、
同調って事を、彼女は、
ものすごく気にする。

あれから、社内で
一緒にいる事が増えたけど、
彼女は、私なんかよりずっと
絵に描いた、日本人だと
思ったモノだ。


「そうだ。
鈴木さん、志央とケンカ
したでしょ。」

「えっ?」

突然思い出し、彼女はいう。


ケンカというか
何と言うか・・・・

「志央から聞いたの?」

情報を探りにかかる。