「社長、明日のスケジュールは以上です……
後、これは今日の会議で使った資料です、後で良く目を通しておいてください」


「あー、ありがとう」


「いえ、それでは私はこれで失礼致します」


「あー、ご苦労だった」

「はい、それでは私はこれで」



秘書の白石が社長室から出て行った後、俺の元にある一本の電話が掛かってきた。





そして、この一本の電話が……
俺の運命を大きく変えることになるなんて、想像すらしていなかった。