「璃那ちゃんは、鋼柳のこと好き??」 鋼柳の、初恋なんだ…… 絶対に、叶えさせてあげたい…… 「好きですよ…」 それは、多分、友達としてなんだよね…? 全く…鋼柳も、好きなら好きでちゃんと示さなきゃダメだろ…… 「…ココア、入れ直そうか??」 何気なく、璃那ちゃんのマグカップの中を見ると、もう中身は無くなっていた 俺は、まだ半分くらい残ってる ……冷たくなってるけど 「あ、お願いします」