「ま、とりあえず、どうにかして連れて来て」




「はいはい…」



なんで俺がこんなことしなくちゃいけないんだ……





「じゃ、よろしく~


おやすみ、鋼柳」




「ん、おやすみ」




俺はベッドに飛び乗る



ベッドはミシッという音をたてた




「なんて言えばいいんだよ…」



絶対避けてくる…



教室に乗り込むか…?



でも、俺…姉崎のクラス知らねぇ……



こんなことなら、聞いとけばよかった





「めんどくせぇ」




考えてても仕方ない…




とりあえず、クラスのやつに聞いてみよう




俺は、そのまま目をつむり、深い眠りについた