「…なるほどな 風呂に入ってる時間の間だけだったら、別にいいぞ」 俺がそう言うと、啓汰は目を輝かせた 「マジ?! やった!!」 さっきまで、暗い表情だったのに、今は周りに向日葵でも咲いたかのように明るい ほんと…単純で面白い奴…… 「その前に…飯」 さっきから、腹がうるさくてな… 「んじゃ、行くぞー!」 ルンルン気分で救護室を後にした啓汰 「俺と啓汰、飯食ってくるから」 「うん」 「おう」 所長と昇に一声かけてから、啓汰の後を追う