そいつは真っ黒の髪をかき上げ、昇のベッドの端に座る 「はは… 俺だって、怪我くらいしますよ」 一見、穏やかな感じに見えるが、昇と所長の顔を見れば分かる …こいつ、他のやつと雰囲気が違う 「ところで、さっき啓汰くんをトイレで見ましたよ? 何か少し怯えているようでしたが…」 首を傾げて言った言葉に所長が反応した 所長はチラッと昇を見た