「はいはい… とりあえず、そういうことだから明日の朝7時に保健室……ちゃんと遅れないようにな」 「オッケ~!! あ、昇さん、どんな感じ?」 啓汰はニコッと笑って俺に聞く 「まぁ…… 俺が見たときは元気そうだったけど、すぐには退院できないだろうな」 俺がため息をつきながらそう言うと、啓汰は俺を励ますように背中をポンポン、と軽く叩いた 「すぐ良くなるだろ そんな心配すんなって~」 …いや、正直言ってあんまり心配してない 「そうじゃなくてさ… 昇の分の仕事、やらなきゃいけねーじゃん?」