「こ、鋼柳… 遅かったな…」 靴箱には明らかに不機嫌な姫華と俯いている姉崎がいた きっと、一言も話しをしなかったんだろうな…… 「遅くなった 啓汰…悪かったな」 気まずかっただろうな… 「じゃ、帰るかー」 啓汰はそう言いながら昇降口を出る 俺はそんな啓汰の傍により、そっと言った 「明日の朝、7時に保健室に来い 大事な話がある」 俺はそれだけ言うと、啓汰から離れた ま、啓汰なら来るだろ