KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~






女は、真剣な顔して頷く


「んじゃ、行くか」


俺は、女の方を見らずに一直線に走った


……足には、結構自信があるんだ…





しばらくして、ちゃんとついて来てるかを確認するために、後ろを見た




「……遅っ!」




女は、俺よりも三十メートルくらい離れたところで必死に足を動かしていた




……しかも、膝を擦りむいているみたいで、血が滲んでいた



女が目の前に来るまで、待ってやる俺