「ごめんごめん… それよりも早く食べない? 昼休み終わっちゃうよ」 拗ねる姉崎の頭を撫でながら、姫華が言った 「だな! 天気も良いし、屋上行かね?」 啓汰の意見に賛成する 俺と啓汰は姫華と姉崎の少し後ろを歩きながら話す 「なぁ…… 鋼柳って、あの子のこと好きだったりする?」 …いきなり、そこかよ…… 「まぁ…な」 はっきり言うのが恥ずかしくて、そう答える 「ふーん… だったら、姫華がとられることはないな! 良かった~」