「もちろん!! この学校では、有名だしね~ あたしも実際は、啓汰みたいな人じゃなくて駿河くんみたいな人が好みなんだけどなぁ……」 …この女… 啓汰の彼女だけあって、啓汰の扱いが上手い 「な…っ! …じょ、冗談だよな?」 おー…焦ってる焦ってる 「どーだろー? あたしのことは姫華でいいから! よろしくね」 話しやすそうな女だ 他の女もこんな女だったら俺も楽なのに…… 「よろしく じゃぁ、俺は鋼柳で」 勝手に話を進めている俺達に、啓汰は嫉妬している