これで嫌と言われたら、地味にショックだ 「嫌じゃないけど…… 駿河くんがいいなら…」 上目遣いで俺を見る姉崎 …それは、あれか?計算してるのか? 「いいも何も…俺が言ったわけだし」 俺がそう言うと、パァッと顔が明るくなる 「よかった! あたし、嫌われてるかと思ってたんだ! あ……… その…お弁当……」 俺がいつ、姉崎が嫌いと言った? むしろ……ゴホンッ 「弁当? 弁当がどうか…… …! ……あー…」