俺は、櫻華を鞘に戻し、布で包む
啓汰も、ナイフを全部拾い終わったのか、一本一本見てる
「……俺のも全部大丈夫だ!」
「鋼柳、啓汰、早く来ーーい」
出入り口には腕を組んで立っている所長の姿が。
「あぁ」
俺と啓汰は所長について行き、所長の部屋に入る
「鋼柳は…1つしかないよな?傷…」
最後につけられた傷を見て、所長は俺にそう言った
「多分…」
所長は救急箱を取り出し、先に俺の治療をする
最後に絆創膏を貼って終わった
その間に、啓汰は上半身だけ裸になって下半身の傷がどこにあるのか確認していた
「下半身は足だけだな…」
「いてててて!!!もっと優しくできねぇのかよ…」
「うるせぇ!
負けたくせに!!」

