本部に着くと… 所長が待ち構えていた 「ゲッ……」 啓汰は咄嗟に俺の後ろに隠れる しかし、所長にはバレていたようだ 「啓汰!! 遅いぞ! …て……鋼柳………?」 ボリュームを落として、俺がいることに驚く所長 「よ、さっきぶりだな」 「あぁ…… 何で鋼柳が啓汰と一緒にいるのだ?」 所長は俺の後ろにいる啓汰の腕をひっぱりながらそう聞く 「さっき、途中で会ったんだ! それで…一緒に練習すっから、空とはできねぇの! 分かったら離せっ!!」 啓汰の話によると所長はスパルタらしい…