KILLER DOLL~君が教えてくれたこと~






俺の頭に浮かぶ一人の女





「お?何々??





女でもできた?」





目をキラキラさせて俺に詰め寄る啓汰





「その話はまたいつかしてやるよ





それより、お前何してんの?」





学生が出歩く時間ではない





……しかも、武器を持って…





「何って…





俺が普通に買い物してたら駄目か?」





啓汰が買い物…





笑えるな……





「嘘つけ





お前が買い物なんかするかよ」





……どうせ、本部行くんだろ?





俺だって、買い物くらいは行くし~、と言いながら、歩いていく啓汰





「せーかいっ





仕事ねぇから、とりあえず本部で腕が鈍らないように……な!」