親友、とはあみのことだ 「あぁ…… 特に、昇の…当時付き合ってた彼女はひどかった」 それっきり黙る所長 そんなにひどい殺され方だったのだろうか…? 「多分だけど… 昇も、二人のところに行きたいんじゃねぇの?」 そう思っても無理は無いと思う 昇は、二人の死という苦しみから解放されたいんだ…… 「それで、死にたい…… なるほどな… 俺、もうちょっとこのことについて考えたいから、帰るな …昇に忠告しといてくれ、一応……」 一応、と言ったのはその忠告を聞いて変わってくれるか分からないからだ