君の幸せを祈る言葉

気がつくと私は走って弘人の家から飛び出していた。
もちろん弘人が追いかけてくることはない。
弘人が側にいないなら
死んだ方がましかも…。
そんな考えも浮かんできた。
…わかってた…弘人が私みたいなタイプ嫌いだって…。
けど弘人にOKされたことに浮かれて、調子にのって…。
あの時黙って振られてれば良かったな…。