薔薇の王女

「貴方もヘンリー殿下の第一王女であり、クレア様とエドワード様の姉であり保護者でもあるのですから、このようにヘンリー殿下の顔に泥を塗るような事はお辞めになりますように!!」

お姉さまは何も返事をしなかったけど、鋭くお母様を睨んだ

「さぁ、クレア様わたくしが着替えを手伝いましょう。誰か、部屋を案内しておくれ」

「は、はい!只今」
お母様は私を立たせると頭を撫でてくれ一緒に部屋を出た。