薔薇の王女

その様子を私は何も言わずに見ていた

何か手伝うにも何をしていいかわからず、それに侍女達の大半が顔をしかめる

それは何故だかは自分でも理解している
だから

私は何もせずただ遠くから見ている事しか出来なかった