セシル…


「あの…私…えと…」



あんだけ練習したのに上手く話せないし恥ずかしいから顔熱いし、自分から結婚なんてなんて言っていいか



オロオロしていると




セシルさんが膝をつき




「クレア女王様…私の夢を聞いて下さい。私はある一人の少女と出会いました、最初は同情からの気持ちがすぐに愛情に変わりその少女をずっと守り側にいたいと思います。


私はこの夢を現実にしたい、貴方の側にいたい…これからもずっと」






ポロポロと涙が溢れる


拭っても止まらない、本当に大好き…セシルが




「私も…同じ夢を見ます…私の側にいて…くれますか…?」




次の瞬間



抱き締められる



ぎゅっと抱きしめられ私も背中に手を回す。









愛してるセシル…





ありがとう