部屋に入ると


「クレア様!!」と侍女達に驚かれてさしまったけど、とりあえずぼろぼろになった服を脱ぎ身体を濡れた布でふく。



「痛たた…傷口にしみるわ」

ふきながらサシャが「こんなに傷だらけだから当たり前です」と怒られてしまった。


殴り合いはよくないかもしれないけど、お姉様と姉妹らしくなれたかな?



これからは協力しないとあのスペインには勝てない…あの王子にだけは負けたくない。


ドレスを着替えるのが終わると、すぐに私は再びお姉様の部屋に向かった。