医師達が囲む中、女王メアリはベッドの上でお腹を抑えていた。


「痛い…痛いわ…私の子供大丈夫なの…?」

今日朝からお腹が痛くて政務なんて出来ない程だった、冷や汗が出てるのが分かるくらい

まだ生むには早く、こんなところで流産など


「あああ…痛い!早く何とかしなさいよ!」

痛さの余り医師達を怒鳴り散らす

すると、激しく扉が開く音がして夫のフェリンペが入って来た。

「メアリ大丈夫なのかい?僕達の子供は?」

すると、医師達が何故か困った様な申し訳なさそうな顔をし、変な空気か部屋に漂いそれが夫の勘にさわったのか