薔薇の王女

「そんなの決まっている。反逆を企てているという情報が入ったの事…これは女王陛下の命令であるぞ!!すぐに連れて行け!!」

その声に兵士達は私からセシルさん、アイク、ケビン、サシャを離す。抵抗してるセシルさん達を見ながら手を縛られ私はロンドン棟に連行された。



「クソッ!何でクレア様が…また守れないのか!!俺は」

兵士達から解放されたセシル達はただ悔しい思いがいっぱいで

ダンッ!!怒りからベンチを殴る、その手からは血が滲み、それよりもクレアを守れなかった自分に腹が立つ

「アイク隊長…何とかならないですかね?」

ケビンは怒りで周りが見えなくなってる親友を抑えながらアイクに訪ねる


「どこからの情報かを突き止めないといけないな、恐らく女王の家臣達の罠だろうが…」


サシャもただ泣くばかり


「ケビン、セシル、私は少し調査をしてみる。お前達はクレア王女様の様子を確認出来る手段を探せ、あのロンドン棟に入れられたんだ…何があるか分からん」

殴る手を止め、セシルは唇を噛み頷く


必ず救ってみせる!!