薔薇の王女





心臓が痛い


王子は相変わらず笑ってる、

「私は」


「まあそれは置いといて、さぁ、行こう」

フェリンペ王子は私の横を通り過ぎ用意していた馬車に乗り込む


私もすぐに港から離れ馬車に乗りこんだ