薔薇の王女









「セシル!!!」


私が叫びながら走ってくる姿を見て


彼は目を見開き驚き

「クレア様?どうした――」


グイッとセシルの腕を取りすぐ近くの部屋に入り鍵をしめた



「いったいどうされました――」







その言葉を遮る様に私は



唇を重ねた