薔薇の王女

処刑が終わり、胴体と頭部が離れた夫のは運ばれる


そして私の番


「フィナ様行きましょう」


首切り台まで連れて行かれる


首切り台の周りに敷いてある藁は赤く染まり

斧にもまだ血が滴っていてそれが夫のだと


泣き出したいのを我慢するように唇を噛む



「被告人よ、最後に言い残すことはあるか?」


メアリ様の家臣が問いかける


言い残すこと…





私はメアリ様に反乱なんて起こそうなんて一度も思ったことない!!とか?


全て悪いのはウィリアムとお父様で私はただ操られてたたげなの

って言ってみる?