「いつ私に意見をしていいと許可をしたかしら?お前の意見なんてどうでもいいの」

何も言えずただうつ向くことしか出来ず、ただ頭の中でフィナが処刑という言葉が何回も響き


「お姉様……フィナに最後に面会をしても……いいですか?」


フッと鼻で笑い


「いいでしょう、それくらい聞いてあげるわ」


その言葉に頭を下げ私はその場から立ち去った。部屋から出てすぐ向かったのは

フィナ達が捕らえられている牢屋