薔薇の王女

かぶっていた兜を脱ぐと汗を手で拭いながら

「アイク様にそう言っていただけて光栄です。」

「セシル、お疲れさま。強いのね!!」
手をパチパチ叩きながら話しかける

「クレア様?いらっしゃっていたのですか?」

「ええ、さっきね。でもセシル本当に強くてびっくりしたわ、本当に凄いな」


「………」

いきなりセシルは黙ってしまって私何か悪いことを言ってしまったかな?

何て言えば分かんなくてオロオロしていると

「アイク団長、自分はクレア様を部屋までお送りしようと思うんですが……」

えっ?いきなり帰れってこと?




ショックだな・・・余計なこと言わなければよかった


「・・・・いいだろう、許可する。」

許可を貰うとアイクに一礼し

「では、クレア様部屋までお送りいたします」

「分かりました。アイク邪魔しましたね。」

私は頭を下げセシルと共にその場から立ち去った