薔薇の王女

二人に連れられて部屋を出て廊下を歩いて行くと、アイクは私の部屋の前にいて
「クレア様!ご無事で!セシルも無事で安心した」

アイクは少し笑いながらセシルに頭を下げ

「いえ、アイク団長もご無事で良かったです。」

「クレア様、違う部屋をご用意させました、その部屋でお話しがあります」


「分かったわ、じゃあ部屋で待ってるわね」