薔薇の王女



「母を思うなら命を無駄にするな…」


「私の命……お母様の命と共にあるのね?」










ガチャガチャ!!


「!!誰か来る!!」

セシルは剣を抜き私の前に立ち、私は体勢を低くして隠れる


「絶対に守る。あなたは死なせん。」




鍵の開く音がして足音がする


こっちに



こっちに


近づいてくるのが分かる








ゴクリと息を飲み息を潜め




その足音は棚の近くで止まった