薔薇の王女

はぁ

部屋から出た私は一息つき

とりあえず騎士団員がいる部屋に向かうことにした。

でも私は今更になって怖いと思ってしまったのか身体が震えて、座りこんでしまって

「大丈夫か?」

セシルが心配そうな様子で

「あ・ごめんね。すぐ…立つか…ら」


立とうとしたけど力が入らず上手く立てない。

「……俺の首に手を回せ」

「えっ?でも」

「いいから。急がないといけない…」


私は恐る恐るセシルの首に手を回した