それからずっとエドワードについていたけど、弟はもう呼吸すら小さくなって医師も1人また1人と首を振りながら部屋を後にしていく。

「なんで・・・弟ばっかりこんなに苦しまないといけないの?」

お姉様も目に涙を浮かべながら弟の頬を触り

「こうなることは分かってたわ、でもいざそうなる…と…」
声を抑えお姉様は俯く

「ねえ…さ…ん…」
ハッっとその声の主の方を向くと弟はうっすら目を開け、乾いた唇からかすれた声を出して

「メアリ…姉さん…クレア…姉さん…大好き…」

その言葉を終えると同時に腕の力が抜け手がベッドに落ちた

「エドワードぉっっ!!目を開けて?まだ一緒に遊びに行ってないわ?だからね、お願いだからぁぁぁぁ…」

部屋の中は悲しみに満ちその中で弟は短い生涯を




終えました




私の弟はこんなにも早くお父様達のところへ行ってしまった