そしてそのまま部屋に着き、
コンコン…
「王様!!王妃様をお連れしました!!」
「分かった。そなたはもう下がってよい。王妃よ、入れ…」
「失礼します…」
部屋に入ると窓際に王が立っておられ、何故か背を向けてました。
「王?私に用とはいったい?」


「私はそなたを愛しておる…もちろんメアリもだ。」
「それは分かっております。私は今まで貴方様に愛されて子供も生みました……」


「だが、私にはそなたよりも愛する者が出来てしまった!!その者は今腹に私の子を宿している。私はその子を後継者として育てたい、だからお前にはこの国を去ってもらう事にした。」