私はずるずる自室まで引っ張られ、

「ここがクレア様の部屋ね。さぁ入りましょ。」

入りましょって私の部屋なんだけどな

「へぇ~結構広い部屋だね。そうだ、お茶をお願い、後お茶持ってきたらみんな下がってほしいわ。」




そして少ししてお茶を持ってくるとサシャを含む侍女はみんな部屋から出て行った。

「よし!邪魔者はいなくなったわ!クレア様?改めて言うわ、私あなたと友達になりたいの。」

フィナ様と私はテーブルに座りながらお茶を飲んでいて、カチャっとカップを置くとそう私に言ってきた。

「どうして私なんかと?・・・それに私フィナ様とは数える程しか会っていないのに。」

フィナ様は一瞬表情を暗くして私を見る




「アメリア様からクレア様の事を聞いてたの。」