薔薇の王女

「セシルさん、ごめんなさい!!怒らしてしまって。」

「怒っていない。」

「でも眉毛がつり上がってるよ?」

「これは元々だ、怒ってはいないからな」

「口がへの字みたいになってるよ?」

「あ~貴方といると調子がくるう……まったく」

もしかして拗ねてるのかな?

ちょっと可愛いな。言ったら怒られそうだけど…

私はついクスって笑ってしまった。セシルさんは少し顔を赤くしてまたぷいって向いちゃった

「じゃあ私とは4つ違いなんだね、私は16だから」

「そうなるな、まだ子供だな」

むかっ

「もう!もう大人よ!立派なレディよ!私」

「………そういう事にしとくか」

「もぅ~!!」

私は顔を膨らませてセシルさんを睨んだ