薔薇の王女

二人ともベンチに腰をかける、明かりは月の光だけ。

「……」

お互い無言のまま

私も何か顔が熱いし胸の鼓動が速くて

あ~も~何話していいかわからない

でもせっかく会えたんだから何か話したい。私は思いっきって話しかけた。

「セシルさんはおいくつなんですか?」
セシルさんはこっちをじっと見てる

「……いくつに見える?」



う~ん。大人って感じもするしどちらかと言えば渋いかな…

「23くらいかな?」
「俺はまだ20になったところだが…老けてみえるか?」

「うん、いや違うちょっと大人っぽいなって思って」

ぷいっとセシルさんはそっぽ向いてしまった。

どうしよう…怒っちゃったかな?